【ハウスクリーニング】空室ルームクリーニングとは
ハウスクリーニングのサイトなどで見る【空室ルームクリーニング】こちらはハウスクリーニングメニューの一つの種類になります。空室ルームクリーニングとはマンションやアパート、戸建てなどの賃貸物件における入退去の際に行うお部屋全体のハウスクリーニングのことを指します。一般の方がご利用になるというより不動産会社や管理をしている方が依頼をされるハウスクリーニングのメニューになります。
空室ルームクリーニングの種類
○家全体のルームクリーニング
オーソドックスに空室ルームクリーニングにおけるルームクリーニングと言えば家全体のハウスクリーニングであり、床や壁、キッチン周りや浴室やトイレなどの水まわりなど家のありとあらゆる部分のルームクリーニング全般を指します。
○エアコンクリーニング
空室ルームクリーニングにおいて家庭用壁掛けや業務用天井埋込などのエアコン内部やエアコンの室外機のクリーニング・お掃除も行うケースがあります。使い始めて2年以上経過したエアコン内部は大量のホコリやカビの住みかとなってしまっています。エアコンを分解し、エアコン本体だけではなく内部の部品も一つ一つ丁寧に洗浄する必要があります。エアコン内部のホコリをしっかり除去し、専用の薬剤を塗布し、カビや花粉など、ニオイ・雑菌の原因となる汚れを浮き上がらせたあと、専用の高圧洗浄機で徹底的に洗い流します。カビや汚れのニオイも無くなり、節電効果も期待出来ます。近年エアコンクリーニングを依頼される方もも非常に増えております。
○キッチンクリーニング
空室ルームクリーニングのキッチンクリーニングではシンク周りの水垢、コンロ周りの頑固な油汚れ、五徳、グリルの焦げ付き等のクリーニング・お掃除を行います。キッチン周りは毎日ご利用のご家庭が多いため汚れやすいですが、基本食べ物を取り扱う場所ですので、特に清潔に保っておきたいものですね。ハウスクリーニング業者であれば、家庭用の洗剤ではなかなか落とせないキッチン周りの頑固な汚れや掃除のし辛い場所まで丁寧に洗い流しキッチンクリーニングを仕上げることが出来ます。
○レンジフードクリーニング
レンジクリーニングではレンジフード内外の油汚れやフィルターの目詰まり、シロッコファン等内部のこびりついた油汚れ等、ご家庭でのお掃除の中で、もっとも難しい箇所です。キッチンと合わせて毎日利用する場所ですので、レンジフードでしっかり換気が出来る状態であることが望ましいですね。レンジフードや換気扇に油汚れやホコリが溜まると、換気効率が悪くなり、お部屋の中にニオイが溜まりやすくなります。
○浴室・お風呂クリーニング
浴室（バスルーム）やお風呂場は、その日1日の疲れを取る場所であるため、もっとも清潔に保ちたい場所です。浴室やお風呂場は住居の中で一番湿気が溜まりやすい場所であり、水垢やカビ、皮脂の汚れが溜まりやすい場所でもあり小まめなお掃除が必要な場所です。特に時間が経過した水垢やカビの汚れは通常のお掃除ではなかなか落ちにくいもの。ハウスクリーニング業者の浴室クリーニングであれば、浴室の排水溝のヌルヌルした汚れや、バスルームエプロン内部もしっかりと丁寧に綺麗に清掃することが重要です。
○トイレ・洗面台クリーニング
トイレや洗面台まわりは、日常生活で使用頻度が高く、細かい汚れが残りやすい箇所です。一見汚れていないようなトイレや洗面台でも、よく分からない変な臭いがしたり、見えない箇所や意外な箇所の汚れから臭いがしてくるということはよくあります。洗面台で顔や手を洗った時の水跳ねがあったり、洗面台は普段は物が置いてあり意外とお掃除も不足がちになってしまいます。トイレ・洗面台クリーニングでは、黒ずみ・石鹸かす・カビなどを取り除き、丁寧にお掃除することが大切です。
空室ルームクリーニングの必要性
空室ルームクリーニングは原状回復義務という規定に沿ったうえで、空室や空室予定の部屋において清掃・掃除を行うのが現在の賃貸契約においては最も一般的な形です。この規定そのものは、次の入居者の為に現在の借主が与えた傷や汚れなどをできる限り綺麗にして引き渡すための制度です。
不動産物件・建物は消耗品であり、借主と貸主の部分負担ははっきりと規定によって分かれていますが、不動産会社は慈善で運営しているわけではないので、請求費の規定をわかっていても借主にすべての支払いを請求するケースもあります。
空室ルームクリーニングは、次の入居者の為の部屋の準備であり、空室を空室のままにさせない為に最も効果的な方法です。
